SENSHU RUGBY 2020 ~ 大樹組最終章


苦しかった2020年シーズンの最終戦を迎える。
中央戦、関東戦で狂った歯車は戻ることはなかった。
そのことをとやかく言っても仕方あるまい。

今季は昨年までの3年間、チームを支えた主力が抜けたことで、不安視する声もあった。
しかし、積み上げてきたトレーニングは卒業生と同じだし、竹内ストレングスコーチの指導は一年時から受けている。それだけに大崩れはしないだろうと予想していた。

ただ、コロナがその予定を微妙に狂わせたことは事実だろう。
今季は春季大会でBグループに昇格していただけに、ここで台頭すべき戦力を試し、チーム戦術を浸透させることができなかったのは残念だった。
とくに顕著なのはSO。郡司、片岡の抜けた後釜として、当初は高居(1年)の起用もあり得ると見ていたが、司令塔の役割を担う上に卒業生2人とプレースタイルは微妙に異なる。それだけに選手間でも共通理解を深める必要があったが、それができなかった。
それでも日大戦で、ほぼぶっつけ本番で出場した高居は悪くなかった。日大を相手に後半途中までプレー強度を維持できていたのは、彼の存在も大きかったと思われる。

なにしろ今年は特別なシーズンだった。
そして最終戦の結果によって、入替戦の可能性もあったわけだが、東海からコロナ感染者が出たことで入替戦はなくなった。
「ラッキーなだけだろう」という声もある。
が、運もまた実力のうち。長く続いた2部生活から努力に努力を重ねて1部昇格を果たしたからこそ、神様は微笑んだ。何もしなかった者に幸運は訪れない。
が、だからといって気を緩めてはいけない。少しでも歩みを止めれば、またゼロからのスタートに戻ってしまう。そのためにも最終戦は重要だ。
対法政戦、3年連続の勝利は過去にないという。ならば、先輩たちができなかったことをやり遂げ、新たな歴史をつくって2020年を終わろう。
そして来季、専大ラグビー部は全学年が2部を知らない選手となる。

【関東大学リーグ戦 1部 専修大学 vs./法政大学】
12月5日(土) 熊谷ラグビー場Bグラウンド 14:00KO(無観客)

1.檀野 友多郎
2.小栗 冬雅
3.栗山 塁
4.川畑 松大 
5.西尾 開登
6.山本 凌士
7.春口 陽
8.原 健将
9.友池 瞭汰
10.森野 幹太
11.水野 晋輔
12.夏井 大樹(C)
13.平山 壮太
14.水野 景介
15.古里 樹希
16.山口 和明
17.米沢 豪真
18.松尾 龍之介
19.松岡 博希
20.堀田 南雄斗
21.宮坂 航生
22.野中 優作
23.花田 悠太朗

文責:京谷六二